私たちの制服物語 Part3
~メイキング・オブ・AKB~ Back to the High School Days. そしてさらに輝いて~
そうして迎えた当日。
引き継ぎ会より重要なはずの総会・懇親会の進行に追われつつも、
制服組の頭の片隅では「桜の花びらたち」のメロディが鳴りっぱなしだったと思われます。
引き継ぎ会開始前に、日本代表ユニフォーム姿に着替えたサッカー部男子に交代して控え室に入り、思い思いに用意して持参した制服を取り出し、着替えました。
新鮮な姿に変わった互いを見て、「きゃ~! かわいい~!!」と悲鳴にも似た声が飛び交いました。
私 Tokutakeが用意したのは、3年前に埼玉の県立高校を卒業した娘の着たリアル制服です。
本番前に自宅でこっそり衣装合わせをして、まんざらでもないな…と思い、娘を生んだことにひそかに感謝していました。
当日「似合いすぎて逆に怖い!」「ぜんぜん違和感なし!」といったありがたいお声をいただきましたが、「さっき着てた服より似合ってる~! (by Kunikoさん)」という言葉には少々微妙な思いがしました。。。
【メッセージ】
『娘に買った、制服風お洋服(なんちゃって制服)が役に立つと喜び勇んで、貸してね~と娘に頼んだら、「キモい」と一言。制服着たところや、踊っているところを見せたわけじゃないのに…。
だから、家に誰もいない時を狙って練習しました。でも悲しいことに、振りが覚えられない、体が動かない。鏡を見ると確かに娘の言う通り。
最後にやっとKozueさん(先生!)に教えてもらい、誤魔化しながらも何とか形だけは出来たかな~と思っていたんです。
ところが、本番では間違えてばかり、滅茶苦茶でした。
受付の仕事から解放されて、ホッとして飲んだビールが回ったのかな?とにかく、気が緩んで、ふらふら・ふわふわとステージに上がったような気がします。
Kozueさん、せっかく教えてくれたのにゴメンね。
制服組の皆さん、踊りを乱してゴメンね。
皆さん、温かい声援ありがとうございます。目を反らさず、笑ってくれてありがとう!』 ★Hiroko 談
『最後の実行委員会の前の練習で、Kubota君、Shimizu君が娘の踊りを見守る父親みたいでした。
一番心に残っているのは、本場前のかけ声ですね。
「制服組行くよ~ ファイトおー」みんながひとつになった瞬間でした。
本番も会場が一体になったみたいで、感動でした。
振りを間違えないように必死でしたが、最高の思い出です。
こんな素晴らしい仲間に恵まれて、幸せです』 ★Kozue 談
『気分はさながら18歳!!!舞台袖でみんなで待ってる時のドキドキも、舞台上でのライトも、歓声も!何もかもが嬉しかった。
「ああ、もう曲が終わっちゃう・・・。出来ればこのまま何度か繰り返して踊っていたい!」「終わらないでーっ」と心の中で叫んでる私がそこにいました。
「完璧である必要は無い!楽しむ事。心から自分自身が楽しむ事。」そんな思いがわき上がって来た。もうずっと忘れていた気持ち・・・。
眠っていた細胞も目を覚まして、寿命プラス10年は長生きしそうです。(笑笑、笑)
素敵なチャレンジを、ありがとう!!!』 ★Juri 談
『家族は48歳のおばさんが48人でAKB48踊るの なんて漫才みたいな事を言ってましたが、まんざらでもなさそうでしたよ。
当日は皆様の制服姿に対する反応も面白くて楽しく踊れました!
若返りました!
皆さんのおかげでこのような舞台に立ててとても楽しかったです。ありがとうございました。』 ★Kazuko 談
『勤務先の友人に借りた制服は、動くたびにお尻が見えそうで、超恥ずかしかった。人生最初で最後の舞台。封印しました。縣稜バンザイ。』 ★Noriko 談
Norikoさんは○十年ぶりにスカートをはいた、なんて言っていましたが、ニーハイソックス姿がものすごく似合ってました。まだまだ、封印なんかしていられませんよ。
『高校時代は本当に真面目だったメンバーが、48歳の壁を乗り越えて挑んだ制服姿は、33回生の歴史を華麗に彩ってくれたでしょうか?(また老後に語りましょうね)
また飲み会やって、みんなで歌って踊りましょうね♪また制服着ちゃおうか(^_^;)
「あなたがいてくれたから」すべての友に感謝でいっぱいです( ^_^)人(^_^ ) 』 ★Kishiko 談
Part4 へ続く
徳武和美(G組・旧姓中島)